北海道大学名誉教授の荒木健治氏が参画
北海道大学名誉教授の荒木健治氏が、8月より、BESNA研究所に主席特別研究員として参画しました。
荒木健治
北海道大学名誉教授
荒木氏は1988年に北海道大学大学院博士課程を修了し、北海学園大学助手、講師、助教授、教授、北海道大学言語メディア学研究室助教授、教授、特任教授を経て、2022年より、北海道大学の名誉教授になりました。
現在の人工知能において機械学習は極めて重要な技術となっています。荒木氏は長年、人間と同等の言語能力を持つシステムの工学的実現とその応用を目的とし、人の言語獲得をシステムに模倣させる帰納的学習を中心とした研究活動に取り組まれてきました。その活動は自然言語処理の多岐に渡り、特に形態素解析、機械翻訳、音声対話処理、ユーモア処理などで多くの実績を残しています。
BESNA研究所では、荒木氏の豊富な研究経験と専門知識が、大規模言語モデルに関する研究開発プロジェクトに大きく貢献すると期待しています。加えて、BESNA研究所の研究基盤を更に強化し、自然言語処理や人工知能の発展に寄与することで、世界的な競争力を高めることを目指しています。
荒木健治Webページ
http://arakilab.media.eng.hokudai.ac.jp/~araki/araki2.html